減額診断で借金は減るのか
こちらは松戸駅東口徒歩1分の高島司法書士事務所(千葉県松戸市)によるブログ「債務整理のご相談」です。今回のテーマは「減額診断で借金は減るのか」です。 当事務所へ債務整理のご相談に来られた方から聞いたお話ですが、最近ネット・・・
「債務整理のご相談」のカテゴリー「過払い金」の記事一覧です
「過払い金」の記事一覧
こちらは松戸駅東口徒歩1分の高島司法書士事務所(千葉県松戸市)によるブログ「債務整理のご相談」です。今回のテーマは「減額診断で借金は減るのか」です。 当事務所へ債務整理のご相談に来られた方から聞いたお話ですが、最近ネット・・・
2023年現在でも過払い金の請求ができるのかについては、新規借入の時期が古く、長期間の取引がある場合には、今でも過払い金の返金を受けられる可能性があるといえます。 ただし、今でも過払い金の請求がおこなえる場合については、・・・
最近ご依頼いただいたケースでも、さくらJCBカードでキャッシングを利用していた方について、平成19年頃までのキャッシング取引の利率が年18%を超えていたため、過払い金の返金を受けることができました。さくらカードの場合も平成19年頃にキャッシングの利率を引き下げているので、過払い金が発生しているのはそれ以前にキャッシング取引をしていた場合となります。
既にご存じの方もいらっしゃるでしょうが、テレビCMなどによる広告宣伝を行っていたことで有名な弁護士法人アディーレ法律事務所が、平成29年10月11日に東京弁護士会から2ヶ月間の業務停止処分を受けています(現在、同弁護士法人のウェブサイトには「弁護士会からの業務停止処分についてのお詫びと契約解除の状況に関してのご案内」が掲示されています)。
過払い金返還請求についての、ある司法書士事務所によるテレビCMで、次のような表現がありました。「過払い金の返金期限迫る。最高裁で過払い金が認められて来年で10年。10年経つと過払い金は時効で消滅」
クレジットカードのキャッシング・ローンが過払いになっているときには、ショッピングの利用残高がある場合でも、過払い金の返金を受けることができるのでしょうか?答えは、ショッピングの利用残高があるままで、キャッシングの過払い分を返金してもらうことはできません。
完済している、つまり、現時点で借入が無い場合には、過払い金請求をすることで信用情報へ何らかの情報が登録されることはありません。したがって、完済後の過払い請求をすることによるデメリットは一切無いわけです。
カードや契約書が無い場合であっても、借入先がどこであるのかさえ分かれば、全く問題なく過払い金返還請求をすることができます。ただし、住所については、相手方の貸金業者に登録されている住所も知らせた方が良いので、完済後に住所が変わっている場合には旧住所も分かるようにしておいてください
完済してから時間が経っているときは、時効により過払い金の返金が受けられなくなるのを避けるため、早急に過払い請求の手続きすることをお勧めします。また、消滅時効完成時期が迫っている場合、司法書士からすぐに通知を送ることで消滅時効の完成を阻止できる可能性もあります。
過払い金の返金をするよう相手方に請求できるのは、取引が終了したときから10年間です。取引終了から10年間が経過すると、過払い金の返還請求権は時効により消滅してしまいます。
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