2023年10月29日に千葉県柏市・我孫子市で開催された「第29回手賀沼エコマラソン」を走ってきました。

手賀沼エコマラソンにエントリーするのは、2019年10月27日の第25回大会以来の2回目です(私がハーフマラソンの大会を走るの自体も今回がまだ3回目でした)。

私が本格的にランニングをはじめたのは2018年4月頃です。それまでも、ジムのトレッドミル(ランニングマシン)で軽く走ったりしていたものの、趣味としてのランニングを開始したのが、今から5年半ほど前であるわけです。

2019年10月の第25回手賀沼エコマラソンは、私が初めて参加したマラソン大会でした。それから、毎回参加したいとの意欲を持っていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大による2年連続の大会中止などを経て、ようやく今回2回目の出走となりました。

結果は、とくにドラマチックな展開などなく淡々と走っての完走となりましたが、2回目の手賀沼エコマラソンを走った記念として記事にしておく次第です。

1.スタート地点まで

当日朝7時前に起床すると強い雨が降っていました。想定外の事態に参加するかどうか一瞬迷ったものの、スタートまでにはきっと止むだろうと思い直し走ることを決意。急きょ、近くのセブンイレブンでレインコートを購入して会場へと向かいました。

スタート地点は、常磐線各駅停車北柏駅から徒歩で15分ほどの「柏ふるさと公園」近くの公道上です。

北柏駅へ向かう電車に乗ったところ、途中の車両トラブルにより大幅に遅延することとなり、予定より10分ほど遅れての北柏駅到着となりました。雨に続いて電車の遅延と波乱含みの幕開けです。

さらに、荷物預かり所で並び、トイレでもまた並ぶなどしていたため、スタート地点に着いたのはスタート時間の約3分前になってしまいました。何とも慌ただしいスタートです。

2.スタート時は雨

スタート地点に付いた途端すぐ走り始めたような状況ではありましたが、その前に慌ててバタバタ走っていたのが良いウォーミングアップ代わりになったはず。

そして、スタート地点での待ち時間がほとんどなかったため、スタート時も強めの雨が降っていたものの、体が濡れて冷えたりしなかったのも幸いでした。

私はレインコートを着たまま走り始めることにしました。雨のマラソン大会は初めてだったのですが、レインコートのおかげで顔に雨がかかることもなく、無用なストレスを感じずに済みました。

突然の雨だったせいか雨具を使用していない人の方が多い状況でしたが、冷たい雨の中のスタートだったこともあり、レインコートを着ていたのは大正解だったはずです。

結局、5キロくらいまではレインコートを着たまま走っていました。その時点でも弱めの雨が降っていたもの、体が温まり暑く感じるようになったので脱ぐことにしたのです。

その後も、雨は降ったり止んだりを繰り返していましたが、気温がそれほど低くなかった(17度前後)こともあり、とくに寒く感じることはありませんでした。

路面もところどころに水たまりがあったものの、靴の中まで水浸しというような状況にはならずに済みました。

ゴールする頃には晴れ間も出てきて、スタート時点の本降りから予想したよりは、結果として雨の影響は少なかったという感じであり。心折れずに出走して良かったです。

3.ゴールまでの道のり

コースは全般に平坦で走りやすいです。道幅が狭くて先行者を抜きづらい箇所もあるものの、少し辛抱すればすぐ状況は変わります。また、手賀沼沿いの道は風が強いことも多いのですが、この日はあまり風が吹くこともありませんでした。

少しキツいのは、レース前半と後半の2回通る手賀大橋の登り、それから13キロを過ぎた五本松公園あたりの山道でしょうか。この山道はかなり急で心が折れそうになりますが、ここを超えると下り坂になり一気に視界も開けてきます。このコース最大の頑張りどころだと思って乗り切るしかありません。

後はしばらく平坦な道が続きますからいったん落ち着くことができます。そして、17キロ地点あたりでの2回目の手賀大橋を走り抜ければ、その後はゴールまで駆け抜けるだけ。このあたりは応援の人も多く気分が盛り上がります。

手賀沼エコマラソンは沿道での応援も盛んです。人々の大きな声援に加え、吹奏楽や太鼓、エイサーなどによる応援に元気をもらいながら走れるのも大きな楽しみです。

ハーフマラソンの大会は久しぶりだったので、ペース配分が心配だったものの途中で失速することもなく、むしろ最後の数キロはペースアップしてゴールすることができました。自己ベスト(1時間39分台)は更新できなかったものの、今回の条件下ではベストを尽くせたと思います。

もう50代も半ばですし、いつまで記録を伸ばしていけるかは分かりませんが、あまり無理のない範囲でこれからも走り続けていきたいと考えています。