新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今日1月4日は仕事始め、平成最後の年明けとなりました。平成31年4月30日には天皇陛下が退位し、翌5月1日には新天皇が即位されることとなっています。
平成が終わり新元号の時代が始まるからといって、それだけで何かが変わるということはないはずです。それでも30年と少し続いた平成時代が終わる今年は、日本にとって大きな節目となるように思います。
日本経済の今後を考えると、株価の大幅な下落が気になるところです。2018年の日経平均株価の終値は20,014円77銭、年間で2750円安と7年振りに下落しました。さらに、2019年最初の取引となった4日も大幅に続落し452円81銭安の19,561円96銭となっています。
私を含めほとんどの人にとって実感はないとしても、日本経済の景気拡大が今まで長らく続いていました。
2012年12月に始まった景気の拡大は、足元も続いているとみられる。年明けの19年1月まで続けば、08年2月までの6年1カ月だった戦後最長景気(いざなみ景気)も超える。
引用した朝日新聞の記事にもあるとおり、『戦後2番目になったのはあくまで景気拡大の長さで、成長の大きさではない』としても、数字上は僅かであっても景気が拡大し続けていたわけです。
しかしながら、日経平均株価の大幅な下落からも分かるように、日本経済が変調を来しているのは明らかだといえます。今年の10月からは消費税が10%に増税されることとなっていますが、現在の経済状況を見ると本当に増税されるのか不透明感を増していると感じます。
消費税の増税は景気に悪影響を及ぼすのは明らかだと考えていますが、ここまで推し進めてきた増税するとの判断を覆さざるを得ない状況になったとすれば、そのような理由による増税延期はやはり歓迎すべきことではありません。
新年の抱負などを書こうと思いつつこの記事を書き始めたのですが、何だか重苦しい話となってしまいました。
日本経済の先行きに明るさを見いだすのは難しいとしても、司法書士である私個人としては地に足を付けて進んでいくしかありません。松戸の高島司法書士事務所は一つ一つの業務に誠心誠意取り組んで参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。