相続登記のご依頼は、ごく少数の紹介や再度のご依頼を除けば、ほとんど全てがインターネット(ウェブサイト、ブログ)経由のご依頼です。司法書士の知り合いなどいない大多数の方にとっては、司法書士を探す必要に迫られるのは、相続登記や住宅ローン完済にともなう抵当権抹消登記をおこなうときでしょう。そんなときに司法書士を探す手段として、現在ではインターネットによる検索を用いる方の比率が非常に高くなっていると思われます。

最近1か月のページビュー数10位までのランキングと解説です。当事務所Webサイトへの訪問者の82.59%は検索エンジン(Googleなど)からなので、それぞれのページにどのような検索ワードで訪れているのか分かれば良いのですが、現在ではそのような情報を得るのが困難になっているので推測するしかありません。
近所の方から評判や口コミ情報を得るのが難しい場合、たとえば私自身が専門家を探すとしたら、その事務所のWebサイトをじっくりと見てどこがよいかを比較検討します。司法書士が何人もいるような司法書士事務所(司法書士法人)であっても、Webサイト(ホームページ)を開設していないこともあります。そういう司法書士事務所は、銀行や不動産会社など特定の取引先からの依頼により業務をおこなっているのが通常ですから、飛び込みで依頼しようとしてもあまり歓迎されないかもしれません。
どのようなキーワードで検索されるかが予想できない場合、考えられ得る限りどんなキーワードで検索されても上位表示されることを狙うべきでしょう。そのためには、それなりのコンテンツの量が絶対に必要となります。最近話題となった、DeNAによるいわゆるまとめサイトであるWELQの武器も圧倒的なコンテンツの量でした。2016年11月現在で、WELQのページのインデックス数は約75,000だったとのことです。
全体として見てみると長く運営されているサイトのみが10以内に位置しているようです。これが今のGoogleのアルゴリズムによるものなのか、たまたま松戸の司法書士のサイトでそのような結果が出たのかは不明ですが。しかし、こんなに順位が変動するとなると、新たに参入し上位を目指すのは相当に大変なことだろうと感じてしまいます。
前回の記事で、当事務所で運営している「相続登記松戸.com」というWebサイトが、TOPページしか作成していないのにもかかわらず、キーワード「司法書士 松戸」によるGoogle検索で19位に入っているとお知らせしました。適当にTOPページを作って長らく放置していただけなのに、今でも19位に入っているこのWebサイトをしっかり作り込んでみたらどうなるのか。以前に作ったページの焼き直しではありますが、取り急ぎ、相続登記松戸.comのTOPページを全面リニューアルしてみました。
普段は検索結果の1ページ目までしかチェックしていないのですが、今回はもっと後まで見てみると新たに発見した事務所もいくつかありました。今では、私より後に登録した司法書士も数多くいるので、誰がどこで開業したとか全く把握できていないのです。そこで、松戸の司法書士の数を数えてみると現在61名いました。その中で私は上から数えて22番目なので、古い方から数えての3分の1にそろそろ入りそうです。
私が司法書士事務所を開業したのは2002年2月のことなので、そろそろ15年が経過します。開業当初から事務所ホームページを開設していましたが、当時は司法書士事務所によるホームページなどごく少数でしたから、今よりもはるかに稚拙なものであっても十分な集客効果がありました。それが現在では、司法書士事務所によるホームページが多数乱立するようになっています。たとえば、「司法書士 松戸」のキーワードでGoogle検索すると次のような結果が表示されます(2016年11月29日午前の検索結果)。
このブログを開設したもう一つの理由(のようなもの)は、賢威7によりWordPressブログを作成しカスタマイズなどの検証をおこなうことです。賢威(ケンイ)は、WordPressで作成したブログで使用できるテーマ(テンプレート)です。つまり、レンタルサーバーにWordPressブログを設置し、賢威テンプレートをインストールすれば、このブログと同じデザインのブログが簡単に作成できるわけです。