千葉県松戸市の司法書士高島です。少し前のお話になりますが、2022年3月6日に開催された東京マラソン2021を走ってきました。

東京都はまだ新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の期間中でした。なぜそのような時期に、大勢が参加するマラソン大会を開催するのかという批判もあったのは承知しています。

さらには参加者全員について事前のPCR検査が必須であることも含め、どうすべきか直前まで悩みました。それでも、2度とない機会かもしれないと考えて走ることを決めたのです(余談かもしれませんが、私自身は2月22日に3回目のワクチン接種を済ませていたことも参加を決めた理由の1つです)。

そうして走ることを決めた東京マラソン2021は、想像を超える素晴らしい経験となりました。東京の観光名所を走って巡る夢のように素晴らしい時間は、東京都心でおこなわれるこの大会を走った人にしか味わえないものです。

東京都庁前をスタートし、飯田橋、後楽園、神田、上野、日本橋、浅草、門前仲町、銀座と駆け抜け。35キロを過ぎると、東京タワーを見上げながら田町駅付近の折り返し地点へと向かうラストスパートへ。

ただ、私自身については、35キロぐらいまでは事前プランどおりに気持ちよく走れたものの、それ以降は脚の痛みと闘いながらの悪夢のような時間でもありましたが。

なんとか田町駅で折り返し、ゴールの東京駅を目指します。必死で日比谷通りを駆け上がり、日比谷交差点を右折してから丸ノ内仲通りに入るとゴールはすぐそこ。

感動的といよりは、このほんの数キロが永遠にも感じられるような苦しい時間であったものの、何とか歩くこと無しにゴールできました。

結果は3時間53分25秒(ネットタイム)。初めてのフルマラソンで4時間切りを達成!

走り終えた直後は、ラスト5キロがあまりに辛かったこともあり、本気の走りはもういいかと思っていました。しかし、脚の痛みもいえた今になると、また走ってみたいという気持ちが湧いたりもしています。