松戸の高島司法書士事務所のホームページおよびブログへは、非常に多くの方々にご訪問いただいています。
Googleが提供しているウェブ解析ツールGoogle アナリティクスによれば、2015年12月の当事務所ドメイン(shihou-shoshi.com)のページへのセッション(訪問数)は31,208だったので、1日平均1,000の訪問数があるわけです。このドメインを取得し、サイトを新規公開したのが2015年1月のことですから、1年弱でここまでアクセス数が増えたのは上出来な結果だと思います(2016年12月のアクセス数についての追記はこちら)。
ご参考までに、10年以上に渡って運用してきた旧ドメイン(office-takashima.com)ページへのセッション(訪問数)は36,374です。更新を停止ししたことでアクセス数は落ち気味であるものの、まだ旧サイトへのアクセス数の方が多いわけですが、その差は大分縮まってきました。
他にも、私が作成してるサイトの同時期のセッション(訪問数)は、相続と登記手続の相談室が9,682、相続放棄の相談室が11,246など、かなりの訪問数があるサイトを多数保有しています。
この訪問数は、個人が運営する司法書士やその他の士業事務所のホームページへのアクセス数としては相当に多い部類であるはずです。そこで、どのようにしてホームページおよびブログを作成、運用しているかについて書いてみることにします。
このブログをご覧いただいている方の中には、同業者も多いと思われます。以前は手のうちをお見せすることに抵抗がありました。しかし、現在はSEO(検索エンジン最適化)についての情報はいくらでも簡単に入手できるようになっていますから、私のおこなっているレベルのことを隠しても意味がありません。
また、当事務所のウェブサイト群は、最初のホームページ公開から10年以上が経過し、Googleにインデックスされているページ数は膨大な数となっています。そのため、仮に私と同じことをやろうとしたとしても、1,2年といった短期間のうちに追いつくことは困難でしょう。そんなわけで、少しくらい情報を公開しても問題無いとの結論に至ったわけです。
SEOに強いWebサイト作り(目次)
1.ホームページには、TCDのWordPressテーマを使用
2.ブログには賢威テンプレートを使用
3.バナーやその他の画像作りにはバナープラス
4.レンタルサーバーの契約(エックスサーバー)
5.(追記)2016年12月のアクセス数について
このページは2016年1月12日に公開し、最終更新日は2017年2月23日です。今後も追記していく予定ですので、興味のある方はまたご覧ください。
1.ホームページには、TCDのWordPressテーマを使用
最初にウェブサイト作成に使っているテンプレートをご紹介します。当事務所Webサイトで使用しているのは、TCDのWordPressテーマ「NEXTAGE (tcd021)」です。
WordPressによりウェブサイトを構築し、WordPressテーマとしてNEXTAGE (tcd021)を使用すれば、当事務所ウェブサイトと同じデザインになるわけです。私は、cssファイルや、phpのソースコードにも少し手を加えていますから、そのままでは全く同じものは出来ませんが、初期設定のままでも十分に使えると思います。
9,980円(税込)で購入できるこのWordPressテーマを使うことで、ホームページ作成業者などに頼まなくとも、司法書士事務所のウェブサイトとして必要十分なクオティのものを作ることができました。SEOの観点からいっても、当事務所サイトへの現在の訪問数をご覧いただければ、期待以上の効果が得られるといってよいでしょう。
TCDによる企業サイト向けのWordPressテーマとしては、他にCorporate (TCD011)があります。当事務所サイトとは異なるデザインをお望みでしたら、こちらの利用もご検討ください。
また、司法書士やその他の士業サイトで使いこなすのは大変かもしれませんが、ポータルサイト構築用WordPressテーマのCORE (TCD027)によれば、大手企業が運営するマガジンメディアのようなウェブサイトを構築することも可能でしょう。もしも、これを使用する司法書士事務所Webサイトが出てきたら、私では太刀打ち出来なさそうです。
2.ブログには賢威テンプレートを使用
このブログは、SEOテンプレート【賢威】を使用しています。賢威の紹介ページをご覧になれば分かるように、このテンプレートを使えばSEOに強いホームページやブログを作ることができます。
当事務所の旧ウェブサイトでは、ホームページの作成も含めたすべてを賢威テンプレートによりおこなっていました。しかしながら、最近では賢威を使用している司法書士やその他の士業サイトが増えていることもあり、新たなメインサイトでは上記のとおり、TCDのWordPressテーマを使うことにしたのです。
賢威テンプレートがSEOに非常に強いことは長年の使用実績からも実感しています。さらに、サポート体制がしっかりしていることや、賢威ユーザーだけがアクセスできる「賢威フォーラム」で多くの情報を得られることもメリットです。賢威によって、いわゆるホームページ的な見栄えのサイトを作るのは少し大変かもしれませんが、ブログ形式のサイトであればそれほど難しくありません。
WordPressによるSEOに強いサイト作りを学ぶためには、賢威をまず使ってみることを私はお薦めします。ダウンロード販売のみなので、販売元(株式会社ウェブライダー)による公式サイトをご覧ください(下記画像をクリックすると、販売元による賢威の公式サイトに移動します)。
3.バナーやその他の画像作りにはバナープラス
バナーやその他の画像作りにはバナープラスを使用しています。たとえば、下の画像は当事務所ブログのトップページで使用しているものです(画像をクリックするとオリジナルサイズで表示されます)。イラストや背景画像は全てバナープラスに入っているものを使用していますから、ソフトウェア(バナープラス)を購入するだけで全く同じものが作れます。
また、下の画像のように写真を入れたバナーも作ることができます。写真は別に用意し、文字とボタンはバナープラスに入っているものを使用しています。バナープラスを使えば、このレベルものものがプロに頼まずに自分で作れてしまうわけです。Photoshopなど高価で操作が難しいソフトを使う必要もありません。
下の画像は、自分の写真を切り抜いて別の写真と組み合わせています。写真の切り抜きはフリーのソフト(Inkscape)を使用したので、やはりバナープラスのみを購入すればこのような画像も作れるのです。
私が作っているウェブサイトやブログの画像はほとんど全てがバナープラスで作っています。ウェブサイトの見栄えを良くするには、使用している画像のクオリティが非常に重要です。バナープラスの購入は、販売元(株式会社ウェブライダー)によるバナープラスのページをご覧ください。
4.レンタルサーバーの契約(エックスサーバー)
WordPressによりサイトを作成・公開するには、レンタルサーバーを使用するのが通常です。
レンタルサーバーは安いものでは月に数百円で利用できるものもあります。1日のアクセス数がせいぜい数百のホームページであれば安いもので十分だともいえます。しかし、安いレンタルサーバーでは、多くのユーザーが1つのサーバーを共有するせいもあり、ページの読み込みに非常に時間がかかることもあります。
すぐにページが表示されなければ、そのサイトを見るのをやめてしまう人も多いですから、ページの表示速度は非常に重要です。実際、私もあまりのレスポンスの悪さに、レンタルサーバーの引っ越しをおこなった経験があります。引っ越し作業は、システムに詳しい方でないとなかなか難しいと思われるので、最初から安心できるスペックのものを選んだ方がよいでしょう。
このサイトで使用しているレンタルサーバーはエックスサーバーです。私が契約しているのはX20プランで、1契約により多数のホームページやブログを運用していますが、不満を感じたことはありません。不具合が生じたときなどに、電話によるサポートを受けられるのも大きなポイントです。
私もエックスサーバーの電話サポートに助けられた経験があります。システム管理に相当な自信がある方を除いては、サポート体制の充実はレンタルサーバー選びにおいて重視すべき点だといえます。
5.(追記)2016年12月のアクセス数について
この記事の冒頭では2015年12月のアクセス数についてのデータを公開していますが、それから1年後の2016年12月のデータについてもここでお知らせします。
Googleアナリティクスによるアクセス解析によれば、2016年12月の当事務所ドメイン(shihou-shoshi.com)のページへのセッション(訪問数)は43,774です。下のスクリーンショット画面をご覧いただいても分かるとおり、12月の最終週はアクセス数が激減するので、他の月であれば1日平均1,500以上の訪問数となっています。
1年前(2015年12月)のセッション(訪問数)31,208だったので、1年で約1.4倍に増えています。他の司法書士事務所Webサイトのデータを知らないので比較のしようがありませんが、当サイトと同じくらいのアクセス数がある例はごく少ないのではないかと思っています。
2016年9月にペンギンアップデートが実施されてからは検索順位も訪問数も安定しない状態が続いており、今後もこれまで通りにアクセス数を増やせるかは不明です。それでもSEOに強いWebサイトであり続けるためには、地道な更新を続けていくしか無いと考え得ています。また、機会を見てアクセス数の推移などをご紹介したいと思います。