Googleによる「2023年3月 コア アップデート」は、当事務所運営サイトの検索順位にはあまり影響がなかったようです。
「司法書士 松戸」では、当事務所サイトが2位と3位に入るなど、今のところはむしろ順位上昇傾向にあるようにもみえますが、もうしばらく様子をみていきたいと思います。
さて、現在のウェブサイトの状況を知るためには、検索順位だけでなく、訪問者数(ユーザー数)の変動についても確認しておくべきでしょう。
検索順位が全般に上昇すれば、サイトへのアクセス数も増えるはずではありますが、実際の数字も確認しておいたほうが確実です。
下のGoogle Analyticsのスクリーンショット画面は、「司法書士 松戸」で2位、「司法書士 松戸市」で3位となっている下記サイトへのユーザー数(訪問者数)です。
検索順位は上位を維持しているものの、昨年と比べるとユーザー数がだいぶ減っているのが分かります。2022年3月29日のユーザー数は1,030ですが、昨年3月29日は1,366だったので、24.60%の減少となっています。
減ったとはいっても現在でも1か月あたり3万弱のユーザー数がありますし、年単位で数字を見ているとこのような変動がどこまで実態を反映しているのかもよく分からなくなってきます。
1日のユーザー数が1,300ならば、何十件、何百件のお問い合わせが毎日入るというものでもないですし、突然アクセスが途絶えたりしない限りあまり気にする必要はないかと。
1日1,000人もの方がこのサイトにアクセスしているということ自体あまり現実感がありませんし。
ただ、どのサイトもアクセスが減っているかといえばそんなわけでもなく、「司法書士 松戸」で3位、「司法書士 松戸市」では6位の当サイトへのユーザー数(訪問者数)は前年よりも増えています。
こちらは2023年3月29日の927に対し、昨年3月29日は790なので、17.34%の増加となっています。
一時は2つのサイトのアクセス数には大きな違いがありましたが、最近ではどちらも平日は1日1,000くらいのユーザー数になっているのが分かります。
長年サイトを運営しているとアクセス数が変動するのは避けられないものの、複数のサイトを並行して運用していることで、どちらかが壊滅状態になっても何とかなるとの安心感が得られます。
複数のサイトを育てていくのは大変なことですし、当事務所の場合も結果として複数のサイトが併存してしまっているだけなのですが、SEOによる集客を長く続けていくとすれば、1つのサイトだけに集中するやり方は非常に危険だというのも事実でしょう。
検索順位を上げていくのも大変なことですけど、それを長年にわたり維持して行くのはもっと大変なことだと思います。
当事務所ウェブサイトについても、今回のコアアップデートは無事に乗り切れそうではあるものの、一寸先は闇であるかもしれません。ネット集客を続けようと考える限り、SEO対策にも終わりはないのです。