このブログを含む、当Webサイト(https://www.shihou-shoshi.com/)はSSLに対応しています。くわしい技術的な話は分かりませんが、サイトの全ページをHTTPSによって配信しているということです。
常時SSL化という場合、「HTTPS でのみ Web サイトを配信する」のが本来なのかもしれませんが、当WebサイトはHTTPとHTTPSの両方で配信しています。つまり、https://www.shihou-shoshi.com/ と http://www.shihou-shoshi.com/ のいずれによっても、Webサイトをご覧になれるわけです。
なお、Webサイト常時SSL化について解説しているサイトは数多くありますが、5分でわかる正しい Web サイト常時 SSL 化のための基礎知識(WWW WATCH)などが参考になります。
SSL化によって検索順位が上昇?
GoogleではサイトがHTTPSで配信されているか否かをランキング決定の要素に使用することを表明しています(HTTPS をランキング シグナルに使用します)。
SSL化したことが当事務所サイトの検索順位上昇にどの程度影響があるのかは不明ですが、現在は「司法書士 松戸」「松戸 司法書士」のいずれによっても当Webサイトが2位にランクインしています。まだ、2,3位を行ったり来たりしている状況ではありますが、いずれにせよ上昇傾向にあることは間違いありません。
上のスクリーンショットをご覧いただければ分かるとおり、httpsから始まるURLのサイトが2位に位置しています。なお、1位は相変わらず既存の当事務所サイトで、こちらはhttpで配信されています。
しかし、1位のサイトは10年以上に渡って運営しているのに対し、2位の当サイトはドメイン取得から1年も経っていません。それが、1,2位に位置するというのはSSL化の効果もあるのかもしれません。
SSL対応の問題点を修正
急に順位を上げてきた原因の一つに、SSL対応の問題点を修正したこともあるかもしれません。
実は、SSLサーバ証明書(ジオトラスト クイックSSLプレミアム)はだいぶ前から取得していたのですが、サイトのSSL対応が中途半端なことにより、サイトへアクセスするとSSLについての警告メッセージが表示されることがあったのです。
上のスクリーンショットは、Google Chorome のアドレスバーです。正しくSSL化がされているときには鍵のマークとhttpsの文字がグリーンになり、クリックすると「このサイトへの接続はプライベート接続です。」とのメッセージが表示されます。けれども、SSL化に問題があるときは、警告メッセージが出るわけです。
これまでも問題があることは承知しながらも対策を怠っていたのですが、とあるコンサルタントの方からのご指摘により、本腰を入れて改善を図ることにしました。警告メッセージが出ることにより、サイトへのアクセスの相当数を取りこぼしている可能性があると言われたためです。
なぜ警告が出ていたかといえば、ページ内に挿入する画像のURLが http://www.shihou-shoshi.com/wp-content/uploads/2015/11/ssl.png” /> のように暗号化に対応していない(https:ではない)のがおもな原因でした。
そこで、Wordpressで画像を挿入すると、http:で始まる画像を自動的に参照するようになってしまっているを、<img scr=”/wp-content/uploads/2015/11/ssl.png” />のように相対パスに変更するようにしたのです。手作業で変更をおこなっているので、まだ警告メッセージが出るページもあると思いますが、概ね対策は済んでいるはずです。
他にも自動的にURLが出力されてしまい変更ができないものについては、PHPのソースを直接修正したりもしています。当Webサイトではhttpとhttpsが併存しているためにこのような問題が生じているのだとは思いますが、レンタルサーバーを借りている方が後からSSL証明書を導入する場合には、同じ問題にきっと直面するはずです。私の知識レベルが低いだけかもしれませんが・・・。
それでも懸案事項が解決し、おまけに検索順位も上昇して喜ばしい限りです。