Googleのサービスであるビジネスプロフィールを活用することで、司法書士事務所の集客効果を高められるかもしれません。
Googleの検索や地図を利用すると、ビジネスプロフィールが目立つ位置に表示されるようになっています。
下のスクリーンショット画面は「司法書士 松戸市」での検索結果です。検索順位の1位は当事務所サイト(司法書士 松戸市 | 松戸駅1分の高島司法書士事務所)ですが、その上にビジネスプロフィールが表示されています。
この表示順位がどのように決定されているのかは分かりませんが、とりあえず当事務所は3位に入っているので、多少なりとも集客効果はあるのだろうと思っています。
また、クチコミの数と点数も表示されているものの、今のところ評価がついていない司法書士事務所も多いです。今後は、この評価により集客に大きな影響が出てくるのかもしれません。
ビジネスプロフィールを利用していると、Googleから毎月レポートが送られてきます。このレポートによると、2022年7月にはビジネスプロフィールからの通話が18あります。また、プロフィールからウェブサイトへの訪問数も33あるので、多少なりとも集客効果はあるようです。
ビジネスプロフィールは無料で利用できますから、ウェブサイトによる集客をしている司法書士事務所であれば、最低限の情報は登録しておくのが良いでしょう。
ビジネスプロフィールを利用することにより、直接的な集客効果が期待できるのに加えて、細かなレポートを見ることが出来るのもメリットです。
たとえば、「ビジネス プロフィールの表示につながった検索語句」を知ることができます。当事務所の場合の検索語句の上位は次のようになっています。
1.高島司法書士事務所
2.司法書士
3.タカシマ 松戸
4.松戸 司法書士
5.松戸 司法書士 安い
6.松戸市 司法書士 評判
7.司法書士 松戸
3位の「タカシマ 松戸」で検索した方が高島司法書士事務所を探そうとしていたのかは不明ですが、他はだいたい予想通りの検索語句が使用されているようです。
なお、「松戸 司法書士 安い」、「松戸市 司法書士 評判」については、これらのキーワードをターゲットとしたブログ記事を書いているので、その狙い通りにアクセスを集めることが出来ています(このようなキーワードによるサイトへの流入が、司法書士事務所としての集客につながるのかは微妙なところですが)。
ビジネスプロフィールの集客効果については、当事務所のようにほぼネット経由での集客のみで事務所を維持していこうとするならば、この程度の集客では全然足りないものの、SEOやPPC広告による集客の補助として考えればじゅうぶんに効果を発揮しているといえるでしょう。
余談ですが、Twitterで見かけた他士業の方のTweetでは、Google広告とYahoo広告をあわせると1ヶ月で300万円位の広告費をかけているとありました。広告費率を30%で設定しているとのことです。
広告費率を20%に設定するとしても、PPC広告により月100万円を売り上げるためには20万円の広告費をかける必要があるわけです。私の実感としてもそれ位の予算は必要なのだろうと思いますし、その位の広告費をかける覚悟があるならば、PPC広告への一点集中でもいけるのかもしれません。
しかしながら、そんな恐ろしいことは出来ないので、私自身はまだ当面の間、ウェブサイトのSEO対策中心で何とか頑張ってみようと思っております。
現在も、「松戸市 司法書士」の検索結果で3位に下落してしまったりと悪戦苦闘中なのでありますが(ちなみに、1位は千葉司法書士会、2位は企業による司法書士比較サイトのページ)。