ウェブサイトやブログからの集客を継続しておこなうのは非常に難しいことだとあらためて実感しています。
何度かこのブログでも書いていますが、このウェブサイト(https://www.shihou-shoshi.com/)へのアクセス数が激減し、現在も回復しないままとなっています。
2021年8月に入ってからも1日のユーザー数は多いときで600を少し超えるくらいとなっており、平日は1500を超えるのが通常だった6月中旬までと比較すると壊滅的といえるような状況が続いています。
それでも、当事務所へのお問い合わせはそれほど減っていないのが救いですが、今後のことを考えるとやはり不安です。
現時点でお問い合わせが減っていないのは、当事務所が複数のサイトを運営しており、それらのサイト経由でお問い合わせが入っているからだと思われます。
メールフォームからのお問い合わせについては、どのサイトからのものか分かりますが、電話の場合には何をご覧いただいているかを知ることはできないので正確なところは不明ですが。
それでも、過去に当事務所メインサイトとして運営していた、旧ドメインのウェブサイト(office-takashima.com)へのアクセス数については、平日の平均で1500弱の安定したユーザー数を維持していますから、こちらが安定した集客に貢献しているのは確かだと思われます。
記事タイトルを、継続的にネット集客をおこなう方法としましたが、司法書士やその他の士業事務所がネット集客により事務所経営を維持しようとする場合、5年、10年といった長期的な集客をおこなえるのでなければ意味がありません。
とくに司法書士事務所がネット集客をする場合、そのほとんどが1回きりのご依頼となるお客様です。抵当権抹消登記のご依頼をいただいた方から、数年後に相続登記のご相談をいただくというようなこともありますが、個人客から再度のご依頼をいただくことはまれです。
そうなると、ネット集客により司法書士事務所の経営をしようとするならば、新規のお問い合わせがいつまでも入り続ける状況でなければ駄目なわけです。
SEO対策に長年取り組んだ方ならお分かりかと思いますが、検索順位が1度上がったとしても、それを維持し続けることは非常に難しいことです。私が観測している範囲でも、「司法書士 松戸」とか、「相続登記 松戸」のようなキーワードで、上位を維持し続けているサイトはごく僅かです。
たとえば、仮に「司法書士 松戸」で一時的に3位になったとしても、それを1年維持できる可能性は低いです。ほとんどのサイトがしばらくすると順位を落としていきます。当事務所運営サイトについても、少しチェックを怠っているうちに順位が下落しているキーワードが多数あります。
穴の空いたバケツからどんどん水が流れ出しているような感覚にも襲われますが、SEO対策によるネット集客を続けていくならば、バケツの穴を完全に塞ぐのは不可能です。穴を小さくする努力も必要かもしれませんが、諦めずに水を注ぎ続けていくことがもっと大切です。
抽象的な表現になりましたが、諦めずに続けることがとにかく大切だと考えています。