Googleが2021年最初のコアアップデートを実施したようです。
コアアップデートについては、「コアアップデートとは?2021年6月概要や対策など徹底解説!(SEOラボ)」で次のように解説されています。
コアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムを見直して、検索結果を大幅に改善するためのアップデートのことです。
ここでいう「検索結果を大幅に改善する」とは、Google検索の利用者にとって「これまでよりも適切な検索結果が表示されるようになる」ということです。
したがって、コアアップデートの実施により、価値の低いサイトであると判断されるようになった場合には、自社サイトの検索順位が今までより下落することも当然あるわけです。
それでは、コアアップデートによる影響は実際どうなのかといえば、今のところ当ウェブサイトのユーザー数は微減といった状況です。
上のスクリーンショット画面は、5月10日から6月9日までのユーザ数です。コアアップデート実施前の6月1日には1,894を記録していたのが、今週からは少しユーザー数が減っており、6月9日は1,641となっています。
当サイトへの流入のほとんどはGoogle検索によりますから、ユーザー数が減っているというのは、検索順位が下落しているのとイコールであり、現時点では焦るほどの変化ではないものの、今後の動きを注視していく必要はありそうです。
コアアップデートでアクセスが激増したサイト
さて、今回のコアアップデートによる影響は、ここまで書いてきたとおり、当ウェブサイトに関しては今のところあまり大きくはありません。
しかし、近年はほとんど更新をおこなっていなかった、かつての当事務所メインサイト(https://office-takashima.com/)については、急激にユーザー数を増やしています。
近年はアクセス数も減少傾向にあり、「司法書士 松戸」などのキーワードによるGoogle検索順位でも順位が下落しつつあったため、当事務所サイトとしての使命を終えつつあるかと思っていたのが、まさかの急回復です。
コアアップデートの有る無しにかかわらず、コンテンツの品質を常に高めていくことがSEOにとって最重要だとすると、更新を停止している旧サイトへのアクセス数が急増するのはおかしなことです。
やはり、SEOというのは思ったとおりにはいかないものです。教科書的に考えれば、重複コンテンツの多い旧サイトは閉鎖してしまって、現在のメインサイトに注力するべきなのかもしれませんが、現実にそのような決断をするのが正しいとは思えません(というか、そんなこと怖くて出来ません)。
SEOによる集客をしようとするなら、複数のサイトを同時に運営していくことが重要なのだと、今回のコアアップデートで再認識した次第です。
サイトを1つしか持っていなかったら、コアアップデートによってアクセスの急減に見舞われたときに致命的なダメージを受ける可能性があります。また、そもそもの話をしてしまえば、1つしかサイトを立ち上げなかったとして、そのサイトのSEOがうまくいかなかった場合には、最初からSEOによる集客など成立しないわけです。
私自身も、SEOによる集客に何とか成功しているのは偶然なのかもしれません。しかし、SEOは難しいというのを前提にしても、正しい知識を持ったうえで、数多くのサイトを作成することが成功への近道なのだろうとは思います。
どうやって正しい知識を持つか、そして、どうやって数多くのサイトを作るかなど、司法書士などの士業事務所を開業する人が、自分ですべてをおこなうのは難しいこともあるでしょう。しかし、先行して成功している人の中には、それを実際にやっている人も数多くいるわけです。