ウェブサイトのSEOに問題が生じていないかを確認する際、私が最も重視しているのは、「司法書士 松戸市」、「司法書士 松戸」のような、「司法書士」に「地域名」を加えたキーワードによる検索順位です。
司法書士プラス地域名のキーワード検索によるウェブサイトへの流入が、実際にどれだけあるのかはさておき、サイトのパワーを測る基準になると考えているからです。
近年は、Google検索順位は頻繁に変動し続けるのが通常の状態となっています。かつては、「司法書士 松戸」で検索すると当事務所サイトが1位に表示されるのが当然だった頃もありますが、今は細かな変動が頻繁に生じています。
そのような状況下にあって、下記4つのキーワード検索において、当事務所の2サイト(office-takashima.com, shihou-shoshi.com)が松戸市内の司法書士事務所の中で1,2位となっています。
・司法書士 松戸
・松戸 司法書士
・司法書士 松戸市
・松戸市 司法書士
検索結果の1,2位ではなく、「松戸市内の司法書士事務所の中で1,2位」というのは、千葉司法書士会によるページと「日本最大級ビジネスマッチングサイト」と書かれた司法書士検索サイトが上位にいるからなのですが、司法書士事務所のサイトとして最上位に来たのは喜ばしいことです。
最近でも、office-takashima.comについては、松戸市内司法書士事務所の中で最上位をキープし続けていたものの、当サイト(shihou-shoshi.com)の順位は下落気味でした。
頻繁に更新をおこない、他サイトに負けているとは到底思えないのに順位が下落していくのは、2つのサイトが同一事業者によるものであることをGoogleが把握しており、そのせいで順位が下げられているのに違いないと考えていたときもありました。以前の投稿(複数のサイトを運営すれば順位は上がるか)でそのようなことを書いたこともあります。
けれども、最近の状況を見る限りでは、同一事業者によるサイトだからといって順位が下がることはない(または、同一事業者であることは把握されていない)ようです。
ほとんど更新されておらず、ページ数も少ないサイトが上位にいるのは、外部からのリンクの力によるのだと思われます。強いサイトからリンクを貼ってもらうことが出来れば、ほぼ確実に順位は上昇するはずです。
しかしながら、リンクの力のみにより上位に位置しているサイトは、外部リンクがどんどん増えていくというような特殊なケースを除き、サイトのパワーは一定か、もしくは少しずつ弱くなっていくはずです。そこで、当サイトのように地道な更新を続けていったとすれば、順位が逆転することもあるのだということです。
他を圧倒するようなコンテンツを備えたサイトであっても、更新を怠っていればそのうち順位が下落する可能性は高いです。定期的に順位チェックをしながら、サイトの更新を継続していくのが、順位を維持していくために必要不可欠なのだと思います。そのような努力を怠らなかったことで、当事務所サイトは10年以上もの長期間にわたり着実に集客をおこなえているわけです。
この投稿も含め、似たような話を繰り返して書いていますが、それでも続けていく力というのがきっと大切なのです。
余談ですが、「相続放棄 松戸」では、当事務所が運営する「相続放棄の相談室」が1位を維持しています、「相続登記 松戸」でも「わかりやすい相続登記」のページが1位です。全国の司法書士事務所の中で1位になるのは非常に難しいですが、松戸市など地域を絞ってSEO対策をおこなえば難易度はだいぶ変わってくるはずです。
既に事務所を構えているならばその地域で一番を目指すことになるでしょうが、千葉県松戸市における当事務所のように、圧倒的に強いサイトが存在する場合には、非常に難易度が高くなります。
したがって、これから司法書士事務所を開業しようとする人が、ウェブサイトによる集客をしたいと考えるならば、開業候補地にある既存の司法書士事務所によるサイトをしっかり調査することが大切でしょう。ウェブサイトによる集客では、地域一番のサイトがほとんど総取りのような状況も十分にあり得ます。