ここのところ新規のご相談件数が減っています。
新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらないせいなのか、それとも、8月の猛暑のせいなのか。
もしくは、ウェブサイトのSEO対策ばかりに力を注いできた、当事務所の集客方法が時代遅れになっているせいなのか。
たんに当事務所のマーケティング戦略が他に劣るようになりつつあるのが原因なのならば、このまま待っていてもどうにもならないわけですが、現時点で慌てふためくのはまだ早いでしょうから、もうしばらくは様子を見たいと思っております。
さて、ウェブによる集客をしようとするならば、集客に繋がりやすいサイト造りが重要であることはもちろんですが、それに先立って大切であるのは顧客候補にサイトを見て貰えることです。
どんなに素晴らしいウェブサイトを作成したとしても、ターゲットとなる方々に見て貰えなければ意味が無いからです。当たり前の話ですが。
そこで、私が力を注いでいるのがウェブサイトのSEO対策であり、その効果を確認するために、Google検索順位を定期的にチェックしているわけです。現在では、競合するサイトの数も非常に多くなっていますから、少し気を抜いているといつの間にか順位が下落していることも多々あります。
私が、SEO対策のターゲットとしているキーワードはいくつもありますが、当事務所の集客にとってとくに重要なのは、相続、相続登記、相続放棄など、相続関連のキーワードです。
多くの司法書士事務所も力を入れているキーワードですから、全国レベルで上位表示されるのは困難になっていますが、松戸や、松戸市など地域名を含めたキーワード検索では上位を維持できるようSEO対策に力を注いでいます。
そのせいもあってか、「相続登記 松戸」での検索順位は好調を維持しています。最近では1日のうちでも順位変動があったりもしますが、先ほど検索してみたら当事務所運営サイトが1位から3位までを独占していました。
検索順位に問題が生じていないのに、お問い合わせ数が減っているということからすると、やはり、新型コロナウイルスや8月の猛暑による影響が大きいのかとも推測できます。もちろん、検索順位だけが全てではないとしても、SEO対策による集客で事務所経営をおこなっている私としては、上位で安定しているという事実は精神安定に役立ちます。
前置きが非常に長くなりましたが、相続登記と並んで力を注いでいるキーワードである「相続放棄」での検索順位が、ここのところあまりよろしくない状況となっています。
相続登記で競合するのは基本的に司法書士事務所によるウェブサイトだけであるのに対し、相続放棄については弁護士(法律事務所)なども競合してくるのも、検索上位を維持するのが難しい要因でしょう。また、現実に競合する弁護士だけでなく、相続放棄の相談を受けても何の業務もおこなえないはずの行政書士によるウェブサイトも数多く目にします。
相続放棄の相談をしようとする一般の方にとっては、行政書士のウェブサイトであっても相続放棄のことが書かれていれば相談できると考えてしまうのも仕方の無いところです。相続放棄の手続きを依頼できるのは、司法書士と弁護士だけであることを、もっと知っていただく努力も必要だと思いますが、なかなか難しいところです。
そこで、最も手っ取り早く効果的なのは、最初に当事務所のウェブサイトを見ていただくようにすることです。松戸駅周辺で相続放棄の相談をしたいと考えた方が、「相続放棄 松戸」などのキーワードでGoogle検索をしたとして、松戸の高島司法書士事務所が運営するサイトが最上位に表示されれば良いわけです。
それでそのままお問い合わせやご依頼に至ったとすれば、司法書士と行政書士の違いなどを周知しようと努力する必要すらありません。SEO対策により、松戸の司法書士である当事務所が相続放棄のキーワードで上位表示されれば、相談者にとっても自然とベストな結果が得られるということです。
しかしながら、現在のところ「相続放棄 松戸」で検索すると、残念ながら当事務所運営サイトは2位に甘んじている状況となっています。1位のサイトには「相続手続きに専門特化した相続相談所です」との記述があるものの、司法書士や弁護士など専門家の氏名が表示されていません。
「面談は相続専門の司法書士・行政書士が直接対応する」とも書かれているので、実際の相談の際には適切な専門家が対応するのかもしれませんが、少なくともそのサイトに書かれている所在地が事務所となっている司法書士は存在しません。
それはさておき、「相続放棄 松戸」で検索したときに当事務所運営サイトが1位に表示されれば何ら問題は無いわけなのですが、気付けばかなり前から当司法書士事務所は2位に下落したままです(4位にも当事務所運営サイト https://office-takashima.com/ が入っています)。
1位のサイトのGoogleへのインデックス数を確認してみると約60件となります(なお、インデックス数は、site:www.shihou-shoshi.com/のように、「site:」の後にドメイン名を入れてGoogle検索すると確認できます)。
インデックスされているページ数や、個々のページの作りを確認しても、失礼ながらSEO的にそれほど優れているとは思えないので、外部からの強力なリンクにより上位表示されているのでしょうが、かなりの強敵なのかもしれません。
更に気になって、「相続放棄 柏市」、「相続放棄 船橋市」、「相続放棄 市川市」などを調べてみても、松戸と同じような「○○相続センター」のサイトは見当たりません。そこで、松戸市だけに存在する団体なのかと思いきや、運営団体には東京都にある一般社団法人の名が記載されていたりして実体がよく分かりません。
そうはいっても、一般の方が相続放棄の相談をしようとするとき、「相続放棄 松戸」で1位に表示される「○○相続センター」を選んでしまうのも当然だといえます。だとすれば、「相続放棄 松戸」で検索されたときに、当事務所が運営する「相続放棄の相談室」が再び1位になるようSEO対策に力を注ぐしかありません。
現在は、「司法書士 松戸」の検索順位でも当事務所運営サイトは2位になってしまっています。しかし、このキーワードで1位なのは、千葉司法書士会による会員名簿のページなので、こちらは仕方の無いところです。
相続放棄については、千葉県松戸市に事務所を構えて長年にわたりウェブサイトを運営している、松戸の高島司法書士事務所によるサイトが1位になってしかるべきだとの自負があります。実際、「相続登記 松戸」では1位から3位を独占しているのですから、相続放棄でも1位を奪回することは可能なはずです。
この記事自体がSEO対策を意識しつつ書いたため、相当にしつこいものとなってしまいましたが、このような地道な努力も重ねつつ、何とか結果を出していきたいと考えています。