前回の投稿(コアアルゴリズム アップデートの士業サイトへの影響)をした後も、Googleの大変動は継続中のようです。
その影響を受けてか、当事務所運営サイト(https://office-takashima.com/)へのアクセス数がさらに急増しているので、今回の大変動を記録に残しておくため、再度投稿しようと思った次第です。
上記サイトについては、2019年5月にリニューアルをおこなったことにより、アクセス数が増加傾向にありました(詳しくは「スマホ対応、サイトのSSL化でアクセス増加」をご覧ください)。
その当時は、日々のユーザー数がコンスタントに2000を超えるようになったことを喜んでいたのですが、今回のコアアルゴリズム アップデートの影響を受けて、昨日のユーザー数は2,869にまで増えています。
ウェブサイトへのアクセスの多くはGoogle検索によるものなので、サイトへのアクセスが増えているということは、つまり検索順位が上昇しているということであるはずです。実際、千葉県松戸市にある当事務所のパソコンにより、司法書士のキーワードで検索すると当事務所が1位になっているので、記念にスクリーンショットを下に貼り付けておきます。
ただ、現実に多くのアクセスを集めているのは、司法書士、相続登記などのわかりやすいキーワードではなく、「数次相続 相続登記」のような複数の語句の組み合わせによるのだと思われます。現在のGoogle Analyticsでは、検索に使われた言葉を知ることがほとんど不可能になってしまったので、詳細を知ることは出来ないのですが。
上のスクリーンショットでは、Google Analyticsで検索に使われたキーワードを確認していますが、キーワードのほとんどは(not provided)となってしまっており、2番目のキーワードである「遺産分割協議書 記載例」でも全体の0.02%ですから殆ど参考になりません。
このような状況も含め、今ではSEOのテクニックにより狙って検索順位を上げていくのは極めて困難になっていると思われます。場合によっては、小手先のSEO対策をおこなうことによって、かえって順位が下落したり、サイトが飛んでしまったりという最悪の自体もありそうです。
ただし、今のGoogleは司法書士などの士業事務所自身が運営するウェブサイトには非常によい状況になっていると思います。アフィリエイトサイト、士業検索サイトや、それ以外にも企業が運営しているようなサイトの順位が落ちることで、相対的に士業事務所が運営するサイトの順位が上昇しているからです。
今回のコアアルゴリズム アップデートで順位を下げている士業事務所のサイトがあるとすれば、何か大きな問題があるのかもしれません。コンテンツの質や量に問題があるために低品質のサイトだと評価されたとか、さらには、リンクなどのスパム的な行為が問題となっているのか・・・。
もちろん、当事務所運営サイトに関しても、現時点では上手くいっているというだけで、今後どうなってしまうのかは分からないわけですが。それでも、地道に更新を続けて有用なコンテンツを増やしていくことは、決してマイナスにならないのだと考えています。