話題になっている対話型AIの ChatGPT をさっそく試してみました。知りたい内容を文章で入力すると、すぐに答えを表示してくれるという驚きのサービスです。
これが本当に実用的なものになれば、Google検索など不要になってしまうかもしれません。さらには、法律相談だって出来てしまうかもしれませんから、弁護士や司法書士にとっての脅威にもなり得るわけです。
まずは、「相続登記を自分でするには?」と尋ねてみたところ、次のような回答がありました。
- 相続人を決定する: 相続人の身元が明確であることが前提です。
- 身元証明書を取得する: 相続人の身元証明書、遺言書、相続財産の評価書などが必要です。
- 登記申請書を作成する: 登記申請書には、相続人の氏名や住所、相続財産の情報などが記載されます。
- 相続登記を行う: 相続登記所に登記申請書を提出します。手数料が発生する場合があります。
このように自分で相続登記をする場合は、法律的な知識や手続きに関する知識が必要です。不明な点やトラブルが発生した場合には、専門家に相談することをお勧めします。
続いて、「相続登記を専門家に相談する場合、どの専門家を選ぶのがよいのでしょうか。」への回答は次のとおり。
- 司法書士: 相続に関する法律的なアドバイスや手続きの代行などを行います。
- 弁護士: 相続に関する法律的なアドバイスや法廷での代理人としての立場で支援することができます。
どちらを選ぶかは、相続に関する問題の複雑さや規模、お金の余裕などによって異なります。相続に関する問題が複雑である場合や法廷での解決を視野に入れている場合には、弁護士を選ぶのがよいかもしれません。
さらに、「松戸市でおすすめの司法書士を探す方法を教えてください」と聞いてみると、答えは次のとおり。
- 口コミや評判: 友人、知人、家族などからの口コミや評判を聞くことが大切です。
- インターネット検索: 司法書士のホームページや口コミサイト、評判サイトなどを検索することができます。
- 司法書士協会: 司法書士協会などから推薦された司法書士を探すこともできます。
面談・カウンセリング: 候補の一部の事務所に直接行って面談を行い、サービス内容や料金などを確認することが大切です。
これらの方法を組み合わせて、自分に合った司法書士を選ぶことが大切です。
どの回答も、もっともらしいことは書いているものの、現時点では実用に耐えるレベルではないようです。それでも、これだけの文章をAIが作成するというのは驚きです。
ChatGPTがGoogleを破壊するなんていうネット記事も目にしましたが、これが実用的なものになったらGoogle検索にとって大きな打撃となるでしょう。
ただ、そのような時代が来る前の話として、このようなAIが作成したいい加減な文章がネット上に溢れたとしたら、Google検索の信頼性が脅かされるようにも思います。
いくら検索しても、真偽の不明なフェイクニュースばかりが表示されてしまうというような。
Googleがそれを乗り越えるのか、それとも、Googleではないものが勝利するのか。これからの数年で大きく時代が変わっていくのかもしれません。
私個人としてはGoogleの時代がもうしばらく続いて欲しいですが、何とか変化に対応し新しいものにしがみついていくしかないです。