絶望からの回復

もの凄く大げさな記事タイトルになっておりますが、ただ単に少し検索順位が改善してきたというお話しです。

このブログでは何度も書いていますが、最近は「司法書士」と「地域名」を掛け合わせたキーワード（「司法書士　松戸市」など）でのGoogle検索順位が悲惨な状況となっていました。

司法書士会による会員検索ページや、企業が運営する司法書士検索ページなどに負けるのは仕方ないとしても、松戸市内の司法書士事務所によるウェブサイトにも、どんどん順位が抜かれていくような状況。

かつては、松戸市内の司法書士事務所では最強の地位を維持し続けてきたのが、このままではもう駄目かと思うようにもなっていました。

それが、本日の検索順位をチェックしたところ、「司法書士　松戸」、「司法書士　松戸市」、「松戸　司法書士」、「松戸市　司法書士」のすべてにおいて、松戸市内の司法書士事務所ウェブサイトで2位になっていることを確認しました。

1位ではなく2位というのが残念なところではありますが、「他の松戸市内の司法書士事務所にどんどん抜かされていく」という状況からは、何とか脱しつつあるのかもしれません。順位はすぐに変動することもあるので、まだ何ともいえませんが。

さらにいえば、松戸市内の司法書士事務所の中では2位だといっても、司法書士事務所以外のページも含めた全体の順位では、上記4キーワードのいずれについても5位あたりとなっています。

松戸市内の司法書士事務所で最上位のサイトでも総合順位では3位あたりなので、個人が運営する司法書士事務所ウェブサイトがいくら頑張っても、現状では「司法書士　松戸市」で1位になるのはほとんど不可能だと思われます。

この事実から判断しても、ウェブサイトのSEOにより司法書士事務所が集客をするのは非常に困難な時代になっているといえます。

ちなみに当事務所の場合には、20年以上も同じ松戸市で司法書士事務所をやっていることもあり、仕事はいろんなルートから入ってくるようになっていますから、すぐに売上への影響が出るような状況ではありません。しかしながら、新規開業者がSEOによる集客一本で、事務所経営を立ち上げようというようなやり方はもう不可能であるはずです。

それでも、何もしなければ順位は下がる一方。当事務所のように地道な更新作業を継続していくことのみにより、再び順位が回復していく可能性も出てくるのです。

企業が運営する司法書士検索ページなどでは、利益を得ることが出来なければ更新がストップすることもあるでしょう。そうなれば、いつしか順位は下落していくことになりますから、当事務所が再び1位に返り咲く可能性だってあります。

もしくは、Googleのコアアップデート実施などにより、司法書士事務所によるウェブサイトが、企業の運営による司法書士検索サイトよりも高く評価されるようになるかもしれません。私としては、そういう時が来ることを信じて更新に励むのみです。

もちろん、順位が上がらないと事務所経営が成り立たないとか、そんな状況で頑張ろうとするのは無謀すぎます。私にとって、事務所ウェブサイトのSEOは趣味であり、ライフワークのようなものなのです。

夢よ再びのつもりで、これからも地道に頑張っていく所存であります。