記事タイトルからするような大層な話ではありませんが、私が定期的にチェックをしているのは、「司法書士 松戸(または、松戸市)」、「相続登記 松戸(または、松戸市)」のような、地域名を含めたキーワードについての検索順位です。
「司法書士 松戸」と「司法書士 松戸市」では検索結果もだいぶ異なりますので、両方についてチェックするべきでしょう。そして、「松戸市」と「松戸」のいずれを重視すべきかは、その地域名によって違うと考えます。
というのは、その地域名によって、検索をする際に「市」を含める比率が多いかどうかも変わってくるはずだからです。
たとえば、千葉県松戸市の場合、市を含めないで「松戸 ○○」のような感じで検索する人が多いように思います。あくまでも、私個人の感覚なので間違っているかもしれませんが。
それでも、松戸市の場合には、市を含めずに「松戸」と書いても、松戸市を指すのが通常だといってよいでしょう(日本全国の人がそう考えるとは限らないにしても、少なくとも関東地方にお住まいの方にとってはそうであるはず)。
しかしながら、人名に使われることも多い県や市の名称の場合には、SEO対策をする際にも厳密に使い分ける必要性が高いかもしれません。
たとえば、市川、福島などと書いた場合、ただちに千葉県市川市や福島県福島市を指すといえるかは微妙に感じます。人の名前で市川さん、福島さんも多いからです。
したがって、「司法書士 市川」、「司法書士 福島」とした場合、人の名前、地域名のどちらを指すのかハッキリしないこともあります。
よって、人の名前にも多く使われる名称の県や市にお住まいの方の場合、自然と「司法書士 市川市」のように検索する人が多いと予想できます。そうすることで、市川さんについて調べているのではなく、市川市について調べていることが明確になるからです。
なお、市川市や福島市はあくまでも簡単に思いついた例であり、その地域にお住まいの方に聞けば全く違う意見が出てくるかもしれません。私の場合、「千葉県松戸市」については長年SEOに取り組んできた経験や感覚がありますから、それほど間違っていないという自身があるものの、それ以外の地域については単に想像に過ぎないからです。
それでも、SEO対策をするのにあたっては、どのようなキーワードによって検索されるのかを想像し予測することも非常に重要ですから、ここまで書いてきたようなことを自分で考えてみることも大切だと考えます。
話は逸れますが、当ウェブサイトトップページ(松戸駅徒歩1分の高島司法書士事務所)が、「司法書士 松戸市」で7位に下落してしまいました。「司法書士 松戸」では2位なのですが、ページタイトルに「松戸市」と入っていないせいもあるのか、松戸市を絡めたキーワードで順位が下落しがちなのです。
そんなわけで、トップページのタイトル最後に(千葉・松戸市)と追加してみました。こんな安易な対策が吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、しばらくこれで様子を見てみようと思います。