最近、私と同じ中学校(松戸私立新松戸北中学校)、高校(千葉県立小金高等学校)を卒業したという方からのご依頼を立て続けにいただきました。

そこで改めて実感したのですが、司法書士などの士業がネット集客をしようとする場合、地元で開業することのメリットはかなり大きいと思います。

地元という言葉の正確な定義はさておき、ここでいう地元とは「子どもの頃から大人になるまで住んでいた街」くらいの意味で使っているとお考えください。

現在も住んでいるとか、そこで生まれたかどうかより、子どもの頃からずっと住んでいた街であるというのがポイントです。

小学校、中学校、高校や、それ以外にも地元で属していたコミュニティなどが多いとより良いです。

反対に、小学校のときから私立に通っていて、地元との関わりはほとんど無かったというような場合には、地元で開業するメリットは少ないかもしれません。

ここまで書いてきて、当たり前すぎるような結論になってしまいますが、何らかの縁を感じてくださった方からのお問い合わせが期待できるのが地元で開業する大きなメリットです。

簡単にいえば、事務所ウェブサイトに司法書士紹介のページを作成し、そこに小学校、中学校、高校、大学などをすべて書いておくことで、同窓生などからの問合せが入るというわけです。

実際に同級生だった人からの問合せなどごく僅かだとしても、同じ中学校や、同じ高校だった人という括りならば、知り合いであるかどうかは関係ありません。

同窓生やそのご家族などに範囲を広げれば、自分より上の世代から下の世代まで、とても多くの人が対象となるわけです。

私の場合は少し特別かもしれませんが、中学校だけでなく、高校も当事務所が所在する松戸市内だったので、ご自身が同じ高校だったとか、お子さんが同じ高校とか、そういう縁でお問い合わせくださる方も多いです。

さらに言ってしまうと、私が卒業した高校(千葉県立小金高等学校)は、松戸市やその周辺においてはそれなりの進学校であるため、小金高校の卒業生であるということだけで、多少なりとも信頼感があるのだと想像しています。

小金高校を卒業して、地元である松戸市で司法書士事務所を開業している人なら、とりあえずは信用しても大丈夫だろうというわけです(実際にも、松戸市内で開業してから20年以上が経っているので、本当に信用して大丈夫であるわけですが)。

誰もが使える方法ではないとしても、地元の県立高校を卒業して、今もその近くに住んでいるというような方であれば、同窓生人脈(?)を活用できるかもしれません。

ところで、ここまで書いてきたような地元ではなく、現在住んでいる街で司法書事務所を開業した場合であっても、友人知人からの相談や、その紹介での相談などが少しは期待できるかもしれません。

しかしながら、知り合いからの紹介を期待して開業したとしても、それで事務所経営が成り立つほどの仕事を得るのは難しいように思います。

私自身も開業してからしばらくは、知人や友人などからの相談も多少はありましたが、実際の仕事にはつながらないことも多かったです(むしろ面倒なことの方が多かったり)。

また、開業してから地域のコミュニティなどに入り込んでいくという方法もあるでしょうが、相当に社交的な人でなければ仕事を増やしてくのは難しいかもしれません。

それが、地元開業であれば、事務所ホームページのプロフィールに出身校を書いておくだけで、それなりの集客効果が期待できるわけです。

実際に誰もができる方法ではないとしても、司法書士などの士業がネット集客をしようとするならば、自分がこれまでに得てきた、何らかの縁などを利用して集客できないか検討することは大切だと思います。