またしてもGoogle検索順位のお話しです。当サイトのTOPページ(www.shihou-shoshi.com)が、「松戸 司法書士」で3位に復帰しました。彗星の如く上位に現れた、松戸市内にある司法書士事務所のウェブサイトを抜き返して久しぶりの3位です。
「司法書士 松戸」では相変わらずそのサイトの下ではあるものの、圧倒的なパワーで抜き去られてしまったかとショックを受けていたところが、思ったよりも早く順位を戻すことができて少し安心しているところです。
ただ、司法書士と「松戸」をあわせたキーワードによる検索順位は復活しつつありますが、司法書士と「松戸市」については大きく下落したまま。現在の順位は「司法書士 松戸市」、「松戸市 司法書士」のいずれも8位となっています。
検索する人の意図として、「松戸市」と「松戸」に違いは無いはずです。したがって、業種名(司法書士など)に続けて、松戸としたときと、松戸市と入力した場合とでは、同じ検索結果が得られるのが最も検索ユーザーのためになるでしょう。
しかしながら、現実には「松戸 司法書士」では3位なのが、「松戸市 司法書士」だと8位になっているのが現在の状況です。
司法書士×松戸市でも上位表示されるには?
SEO対策をするのに当たって、ページタイトルの付け方が極めて重要であるのは、現在でも変わりないと考えられます。
ターゲットとするキーワードを必ずタイトル中に入れるのは当然として、さらに最初の方に出てくるキーワードほど重要視されるので言葉の並べ方も大切です。
そうであれば、「司法書士 松戸市」のキーワード検索で最も上位表示されるページタイトルは、そのものズバリの「司法書士 松戸市」にすればよいのでは?と考えるかもしれません。
しかしそれでは、仮に上位表示がされたとしても、検索結果のページタイトルが「司法書士 松戸市」だけでは情報が少なすぎてサイトに訪問してもらえないかもしれません(現実には、検索結果に表示するタイトルがGoogleにより変更されるでしょうが)。
また、そもそもの問題として、SEO対策だけを考えてキーワードを羅列したようなページタイトルのサイトは評価されないとも考えられます。
そこで、ターゲットとするキーワードをできるだけ前に入れつつも、検索結果に表示された際に自然で、検索した人がページに訪問したくなるようなタイトルを付けるのが良いわけです。
現在、「司法書士 松戸」、「司法書士 松戸市」のいずれについても1位になっている、当事務所の旧ウェブサイト(office-takashima.com )のタイトルは次のとおりです。
司法書士 松戸市 | 松戸駅1分の高島司法書士事務所
「司法書士 松戸市」をターゲットキーワードとした上で、その後に「松戸駅1分の高島司法書士事務所」と分かりやすく事務所の情報を入れています。本当は、同じキーワードである「司法書士」を何度も使うのはベストなやり方ではないと思われますが、これでずっと1位を維持しているので結果オーライです。
これに対して、当ウェブサイトTOPページ(shihou-shoshi.com)のタイトルは次のとおりです。
松戸駅1分の高島司法書士事務所 | 千葉県松戸市
松戸駅というキーワードは「松戸」と「駅」に分解されるはずなので、このタイトルでは「松戸」が最初に出てきて、司法書士は少し後に表れるわけです。そして、松戸市は最後ですから重要度は下がることになります。
このように分析してみると、「松戸 司法書士」では比較的強いものの、「松戸市 司法書士」ではイマイチであるというのが理解できます。
ところで、旧ウェブサイトのタイトルでは「司法書士 松戸市」を最初に持ってきています。これが、「司法書士 松戸市」のキーワード検索に強いのは分かるとして、「司法書士 松戸」で検索された場合はどうなのでしょうか?
結論としては、「司法書士」と「松戸市」がそれぞれ言葉の単位となるので、「司法書士 松戸」のキーワードによる検索には対応できていないと考えられます。ただ、その後に「松戸駅」と入れているので、「松戸」という単語もタイトルに入っていることになります。
なお、ここで書いていることを理解するためには、形態素解析について知る必要があります。興味のある方は調べてみてください。
具体例だけ挙げておくと、「司法書士松戸市」という言葉をGoogleは「司法書士」と「松戸市」の2つの単語として認識します。よって、ここに「松戸」という単語は含まれていないことになります。
ところが、「松戸駅司法書士」の場合には、「松戸」「駅」「司法書士」に分解されますから、松戸という単語が入っていることになります。形態素解析について理解していないと、キーワードを入れているつもりがGoogleには認識されていないなんてこともあり得るわけです。
そう考えると、「司法書士 松戸市 | 松戸駅1分の高島司法書士事務所」という旧サイトのタイトルがやはり最強に思えてしまいますが、実際のところは微妙なタイトルの付け方によって順位差が出ているというよりは、サイト自体の評価による違いなのだろうとは思います。圧倒的なパワーのあるドメインならば、タイトルにキーワードが入っていなくても1位に表示されるなんてこともあるわけですし。
それでもページタイトルが重要であるのは事実ですが、中途半端にイジって逆効果になってしまってもいけませんし、いろいろと悩ましいところです。
(2017/07/27 追記)
今朝の順位チェックでは、「司法書士 松戸」と「松戸 司法書士」でこのサイトが3位に復帰していました。最近は順位がコロコロと変動し続けるのが常なので楽観視は出来ませんが、順位が下落した状態のまま安定してしまうのでなく、一時的ではあっても定位置に復帰して少し安心しています。
ただ、「司法書士 松戸市」と「松戸市 司法書士」ではいずれも7位と下落したままです。手っ取り早く順位アップを狙うならば、ページタイトルの前の方に「松戸市」を入れるべきなのかもしれませんが、とりあえずページタイトルはいじらずサイト全体のパワーアップを目指していこうと思っています。
これは私個人の考えでですが、松戸市にある○○を探す場合、「○○ 松戸市」ではなく、「○○ 松戸」で検索する人が多いような気がします。松戸の場合、わざわざ「市」を付けなくても「松戸市」を意味することは明確であり、他の「松戸」と混同する恐れが無いからです。
「市」を付けないと求める検索結果が得られない例として、滋賀県高島市の司法書士事務所を探したい場合です。このとき、「司法書士 高島」でGoogle検索すると、1ページ目に表示されるのは全て当事務所(千葉県松戸市の高島司法書士事務所)に関連するページとなってしまいます。
そこで、高島市の司法書士を探したいならば、「司法書士 高島市」としなければ適切な検索結果が表示されないわけです(と言いつつ、「司法書士 高島市」でも当事務所ウェブサイトが5位に表示されてしまったので、完全に適切な結果は得られないようですが)。
この例は極端だとしても、司法書士の松戸さんという人はたぶんいないので松戸市と松戸を使い分ける必要が無いのに対し、高島市の場合は「司法書士の高島」によるサイトが強いのでうまく検索できません。松戸に長年住んでいる人なら、松戸だけでも「松戸さん」のサイトが出てくることが無いのを感覚として知っているので、「○○ 松戸」で検索します。
したがって、「司法書士 松戸」で上位表示されれば問題無いのであり、「司法書士 松戸市」での順位はあまり気にする必要が無いということです。この考えが正しいのか、単なる負け惜しみなのかは定かでありませんが。
司法書士松戸市でも3位に復帰しました(追記)
(2017/08/22 追記)
本日、Google検索順位を確認したところ次のような結果となりました。
・松戸 司法書士 3位
・司法書士 松戸 4位
・松戸市 司法書士 3位
・司法書士 松戸市 5位
松戸市+司法書士で大きく順位を落としていたのが、ようやく順位を戻してきて喜ばしい限りです。さらに、松戸市内の他の司法書士事務所のウェブサイトに負けてしまっていたのが、順位を抜き返したのも大きいです。
これまでは、1位が当事務所旧ウェブサイト、2位が松戸市内の別の司法書士事務所のサイト、3位が当ウェブサイトである状況が長らく続いていました。それが、最近になって他の松戸市内の司法書士事務所のウェブサイトに抜かれてしまっていたのです。とくに急激に順位を上げてきたサイトに一気に抜き去られたことには危機感を憶えていました。
それが、今日になって定位置に戻ってきたので一安心しているところです。4位、5位になっているものについても、他の司法書士事務所のウェブサイトではなく、「千葉司法書士会」のページと、「司法書士事務所の検索&口コミ」というサイトなので、松戸市の司法書士事務所のサイトとしては全て3位を奪還したというわけです。
今は1日のうちでも順位が変動し続けるのが普通の状況ですから、また下落することもあるとは思います。しかし、7,8位まで落ちたときには、すぐに回復するのは難しいと思い始めていましたから、たとえ一時的だったとしても3位に戻れる力があることを確認できたのは励みになります。
松戸市の司法書士事務所のウェブサイトでも、それ以外の相続関連のサイトを見ていてもそうですが、一時的に順位を上げたとしてもしばらくすると下落していくケースがとても多いです。1つの検索キーワードで何年間もトップ3に入り続けるというのは非常に難しいことだと感じています。もちろん、キーワードの難易度にもよりますが。
そんなわけで、当事務所ウェブサイトも「司法書士 松戸市」でトップ3を維持するのが難しくなってしまったのかと危惧していたのです。とくに新たに順位を上げてきたサイトは、かなり強力な被リンクの力を受けていると思われるので、正攻法でそういうサイトに勝つのはとても難しいですし。
何度も書いていますが、今でもGoogleが検索順位を決定するにあたって、そのウェブサイトに貼られているリンクはとても重要な要素となります。極端なことをいえば、裁判所や法務局のウェブサイトから、司法書士事務所のウェブサイトにリンクを貼ってもらうことが出来れば、その司法書士事務所のウェブサイトの順位は一気に上がるはずです。
しかし、法務局が司法書士事務所ウェブサイトにリンクを貼ってくれるわけがありません。そういう有名なサイトに限らず、個人の司法書士が運営しているサイトへ勝手にリンクを貼ってくれる他人などなかなかいません。そこで、検索順位を上げる手段として、SEO業者にお金を払って自分のサイトへのリンクを貼ってもらうという方法があるわけです。
Googleはそのような行為を認めていませんし、ペナルティを受けて検索結果に表示されなくなる可能性もあります。しかし、多くの場合はペナルティを受けることも無く、上位表示されているのが実情です。松戸市の司法書士事務所でも複数のサイトが明らかに有料リンクの力で順位を維持していると推測できます。
このことは、「司法書士 松戸」で現在5位に位置しているウェブサイトが、たったの10ページしかGoogleにインデックスされていないという事実からも明らかです。当事務所ウェブサイトのページは現時点で450ページ以上がインデックスされています、それが10ページのサイトに負けていたわけですから原因はリンクの力以外考えられません。
当ウェブサイトのように無闇にページ数を増やしていくことが、SEOの面からは逆効果になる可能性があるのも事実です。中身の薄い数百ページよりも、完璧なコンテンツのみで構成された数十ページのサイトの方が評価されるというのは十分にあり得る話です。
しかし、それにしたって司法書士自身が全ての文章を自ら書いてアップしているこのサイトが、たった10ページの薄っぺらいサイトよりも低く評価されるというのはあり得ない話です。さすがにGoogleの検索アルゴリズムがそこまで出来が悪いとは考えられませんから、結局はリンクの力で順位が決定されたと断定できるわけです。
追記が長くなってしまいましたが、このサイトが3位に復帰したということは私のやり方が間違っていなかったのだと考え、更にサイトのパワーを高めるべく努力していこうと思っています。
ちなみに、この記事は追記を含めた全文では5000文字を超えています。ちょっとしたブログの5期自分くらいは優にあるでしょうか。長ければ良いというものじゃないですが、こういう力業を交えていくのも大事だろうと思っています。それならば、この記事が「司法書士 松戸」で上位表示されても良さそうなものですが、そうならないのはGoogleの検索アルゴリズムが優れているということなのでしょうか。
(2017/08/29 追記)
本日、Google検索順位を確認したところ次のような結果となりました。
・松戸 司法書士 2位
・司法書士 松戸 3位
・松戸市 司法書士 5位
・司法書士 松戸市 6位
個人的ビッグニュースは「松戸 司法書士」で当ウェブサイトが2位になったこと。2016年9月頃までは長い間2位を維持していたのが、それ以降は2~4位を行ったり来たりするようになり、2017年3月中旬を最後に下落したままとなっていました。
それが、久しぶりに当事務所ウェブサイトが「松戸 司法書士」で1,2位になりました(下のスクリーンショット画面は、Googleの検索結果です)。またすぐに変動する可能性が高いとは思いますが、一時的にでも2位に戻ったのは喜ばしいことです。
ここのところ順位の変動することが多く、そのたびに一喜一憂しているような状況です。このブログの更新などを続けていくことが、果たして順位上昇につながるのかと不安に感じながらも、コツコツと頑張っていたのがこの結果につながっているのだと思います。
他の司法書士事務所によるウェブサイトに抜かれる一方ではなく、再び順位上昇できるポテンシャルを持っていることが分かったのが何より嬉しいです。決して賞味期限で落ちてしまったわけでなく、まだまだ上昇していけるのだと。
ただ、「松戸市」を絡めた検索順位は再び下落してしまったのが残念なところです。それでも、地道のサイトの更新を続けていくことで、「松戸」、「松戸市」のいずれについても順位が上昇するのを期待しています。
なんにせよ、「松戸 司法書士」で2位に戻ってきたことにより、今後に再び期待が持てるようになりましたし、私のやり方が間違っていないのだと思えました。いつかは、旧ウェブサイト(office-takashima.com)を抜いて、当ウェブサイトが1位になる日もきっと来るはずです。