ページタイトルの付け方で順位は変わるかについては、SEO対策をテーマにした多くのブログ等で書かれているところですが、ここでは私が運営するサイトの実例をご紹介します。
前回の投稿(松戸の司法書士で1位に)でも書いているとおり、「松戸 司法書士」でGoogle検索すると、当事務所が現在2位に表示されるのですが、「松戸市 司法書士」だと4位になってしまいます。
実際の検索結果は下のスクリーンショット画面でご覧になれますが、1位にある千葉司法書士会のページは別として、2位の司法書士事務所比較のサイト、3位の当事務所旧メインサイトに共通することがあります。
それは、ページタイトルの前半に「松戸市」と入っていることです。これに対し、4位にある当サイトのページタイトルは「松戸市」ではなく「松戸駅」から始まっています。
Google検索では松戸市と松戸は別の言葉だと認識されていると思われるので、「松戸市 司法書士」のキーワード検索だと不利になるわけです(この辺りの話しは以前の記事「日本語形態素解析とSEO対策」に書いています)。
当サイトのタイトルは「松戸駅1分の高島司法書士事務所 | 千葉県松戸市」なので、最後に「松戸市」の文言は入っています。しかし、Google検索では最初にあるキーワードの方が需要だと判断されると言われており、この検索結果からは、それが正しいことが確認できます。
そうであれば、当サイトの記事タイトルについても、最初の方に「松戸市」と入れるべきなのでしょうが、下手に変更してしまうことによる悪影響が心配です。松戸市を含めたキーワードでは順位が上がっても、他のキーワードで下がってしまうかもしれないですし、場合によっては、「松戸市」絡みでも順位が落ちてしまう可能性だってあります。
ブログの記事などでは気軽に記事タイトルをいじったりもしますが、トップページのタイトルを変更するのには勇気がいります。そして、当事務所の場合、松戸市を含めた検索結果では旧メインサイトと順位が入れ替わっているものの、当事務所のウェブサイトであることに変わりはありませんから、あえてリスクを冒す必要もありません。
ページタイトルがどこまで重要なのかはハッキリしないとしても、現在の「松戸市 司法書士」の検索順位ではページタイトルの重要性を明確に見て取ることができるでしょう。
ところで、ページタイトルの付け方でもう1つ重要なことは、タイトルを長くしてしまうと一つ一つのキーワードの重要度が下がってしまうということです。そこで、当サイトのページタイトルを「松戸の高島司法書士事務所」のみにしてしまえば、「松戸 司法書士」で検索した場合には更に強くなるかもしれません。
さらにいえば、「松戸の司法書士」の方がもっと強い可能性もありますが、キーワードだけを羅列したページタイトルはSEO面でも推奨されていませんし、何より司法書士事務所のウェブサイトとして不自然ですから、たとえ上位に入ってもクリックされない(サイトへの訪問が少ない)ということもあるでしょう。
そんなわけで、当サイトについてはページタイトルはそのままにしておき、サイト全体のパワーを高めることで更なる順位の上昇を目指していきたいと考えています。