2015年1月20日の新規公開から3か月が経過し、このウェブサイトへのアクセス数もだいぶ増加してきました。ドメイン(shihou-shoshi.com)トータルでの訪問数は直近1ヶ月間(2015年3月27日から4月26日)で3,949なので、1日平均で100を超えるようになっています。
上にあるのは、Google アナリティクスの「デバイスカテゴリ」画面の一部です。デバイスの種類(パソコン、タブレット、モバイル)ごとの訪問数を知ることができます。
直近1か月のセッション数3,949のうち、モバイルが1,358、タブレットが105なので、3分の1強がスマホ(スマートフォン)やタブレットなど、パソコン以外からのアクセスであることになります。スマホからのアクセスの比率は、今後より一層増加していくことは確実です。また、現状の比率は3分の1に過ぎないとしても決して無視できる割合ではありません。
当然ながら、スマホでもパソコンサイトを見ることはできます。しかし、最近ではスマホ対応サイトが増えてきたこともあり、スマホ未対応のページが表示されると、それだけで読む気が失せるという人も増えています。
モバイルフレンドリーアップデートの影響は?
また、ウェブサイトをスマホ対応にすることの重要性は、Googleがモバイルフレンドリーアップデートを開始したことからも明らかです。モバイルフレンドリーアップデートとは、Googleのウェブマスター向け公式ブログによれば次のようなものです。
モバイル フレンドリー アップデートを開始します(2015年4月21日)
本日より、Google は全世界でモバイル フレンドリー アップデートを開始します。これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。
Googleモバイル版では、モバイルフレンドリーなページの検索順位が引き上げられます。つまり、スマホでGoogle検索すると、スマホ対応サイトが、そうでないサイトに比べて上位表示されるようになるわけです。
ただ、現状ではモバイルフレンドリーアップデートの影響はあまり大きくないようです。実際、当事務所のウェブサイトについては目立った順位変動には見舞われていません。
たとえば、「司法書士 松戸」のキーワードによる、Googleモバイル版の検索結果では、本日も当事務所の既存ウェブサイト( www.office-takashima.com )が1位を維持しています。1位に表示されている、このサイトのトップページはスマホ対応(モバイルフレンドリー)ではありませんが、順位は今もそのままなのです。
それに対して、新たに作成したこのウェブサイトは、全ページがモバイルフレンドリーとなっていますが、「司法書士 松戸」ではまだ18位です。モバイルフレンドリーアップデートの開始に向けて、頑張って作り込んできたのに、現状では拍子抜けだというのが正直なところです。
それでも、スマホ対応を軽視して良いといえる要素は何もありません。検索順位の変動は緩やかであるとしても、スマホからの訪問比率が増加し続けていることは確かなのです。これから新たにウェブサイトを作る場合、スマホ対応であるのは当たり前のことだと思われます。
けれども、単にモバイルフレンドリーテストに合格していればそれで良いというのでは無く、スマホによる訪問者にとって見やすく美しいサイトになっているかしっかりと確認することをお勧めします。実際に、スマホ対応をうたっているサイトであっても、ひどい見栄えになっているものも多く見受けられますので。