北千住マラソンで自己ベスト更新

日記
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2023年11月26日に実施された北千住マラソン(KITA!SENJU MARATHON)に参加してきました。私がこのマラソン大会に参加するのは初めてでしたが、荒川河川敷の同じ場所で毎月開催されているようです。

実際にマラソン大会で走った経験がない方には分かりづらいお話ばかりになりそうですが、自分自身の備忘録のためにも、今回の北千住マラソンを走った感想などを書いてみようと思います。

なお、この北千住マラソンには、1km、3km、5km、10km、15km、ハーフ、30km、フル、さらには20kmリレー(5km×4名)と多数の種目がありますが、私が参加したのはハーフマラソンです。

真冬の寒さ、あいにくの雨

前日までの予報によれば、この日は急激に気温が下がり真冬の寒さになるものの、天気は曇りで降水確率は10%のとのことでしたが、当日の朝になってみると今にも雨が降りそうな空模様。

9時前に自宅を出るとすでに霧雨が降っており、結局は走っている間もずっと小雨が降り続いていました。

ただ、気温は7度前後だったと思われますが、小雨が降っていてもこの程度の気温であれば、全力で走っている分にはあまり寒さは感じませんでした。運営スタッフや応援の方は寒くて大変だったでしょうが。

ちなみに、私は下の写真のとおり、Tシャツを着てアームカバーをしていたので、それほど寒さを感じなかったというのもあるでしょう(さらに、Tシャツの下にはアンダーアーマーのコンプレッションウェアを着ていました)。そんなわけで、ノースリーブのランニングシャツなどを着ていた人は見るからに寒そうでした。

ゆっくり走っている人の中には、厚手の上着を着ていたり、ダウンベストを羽織っている人までいました。歩くようなスピードの場合、たしかに寒さを強く感じるというのはあるはずです。

コースは荒川河川敷

北千住マラソンは荒川河川敷をひたすら走るマラソン大会です。千住新橋の下をスタートし扇大橋の手前まで全長約2500メートルのコースをぐるぐると往復します。ハーフマラソンの場合はこの周回コースを4周しますが、同じコースを何周も走るのは精神的に結構きつく感じました。

さらにいってしまうと、ハーフマラソンの参加者は50名弱だったと思われますが、私と同じくらいのペースで走っている人は周囲におらず、スタートしてからゴールまでひたすらの単独走のような状態だったことにも辛さを増幅されたはず。

正確にいえば、ハーフマラソン以外にも、5キロ、10キロ、15キロ、30キロ、フルマラソンなどの参加者が同時に走っているので、まわりに誰もいないわけではありません。

しかしながら、異なる距離の人とは全くペースが違うことが多く、私が一気に抜かれるか、または一気に抜き去るかという状況だったので、実質的には単独走であるのに変わりはありません。

大勢が参加するマラソン大会では、最初から最後まで周りの人と抜きつ抜かれつを続けていくので、気分が上がり苦しい気持ちも紛れます。自分と同じくらいのペースの人についていけば楽に走れますし、ペースの遅い人を抜き去っていけばテンションも上がっていきます。

ところが、今回のような単独走では、最初から最後まで自分でペースを維持していかなければならなかったのが非常に大変でした。それでも、周回コースなので走っている人とは頻繁にすれ違いますし、それぞれが一生懸命走っているんだという気分は共有できるので、普段の単独での練習より頑張れるのは間違いないです。

ペース設定の事前計画

せっかくマラソン大会を走るなら自己ベストを更新するつもりでいかなければ意味がないと思い、1キロ4分40秒のペースで走ろうと考えていました。このペースを維持できれば計算上は1時間38分27秒でゴールできるので、自己ベスト更新が可能となります。

実際にもその位のペースで走り出したのですが、先ほども書いたとおり、ハーフマラソンの参加者はスタートしてすぐに各自のペースでばらけてしまい、私の前には誰もいない状態になってしまいました。

競い合う相手が誰もいない状況で、自分のほぼ限界であるペースを維持して走り続けるのは非常に大変なことです。最初から最後まで何のドラマも起きず、とにかく孤独な自分との闘いでした。

私も含め、多くのランナーはランニングウォッチを着けて走っているので、自分の走っているペースをリアルタイムで把握することができます。そこで、頻繁に時計を見ながらペースが落ちないように頑張り続けるというわけです。

自己ベスト更新に成功

そんな厳しい状況の中を、ゴールまで何とかペースを保ち続けることができたことは大いなる収穫。10キロを走った頃には少し心が折れかけていたのですが、何とか気持ちを奮い立たせて残りの10キロ少しを頑張り続けました。

残り3キロくらいの地点で自己ベスト更新を確信したときは、ひそかにちょっとした高揚感もありつつ、最後は少しペースを上げ気味にしてゴール。結果は約1時間37分と、自己ベストを3分近くの更新となりました。

なお、記録表では1時間37分12秒となっていますが、この大会では計測チップが使われておらず、ゴール後にゼッケンのQRコードを読み取ってもらって記録が確定する方式だったので、実際のゴールは1時間36分を切っていたとはずだと信じています。

走り終えてから2日ほど経った今もかなり足にダメージが残っており、この辺りが私の限界かとも感じています。それでも、まだ自己ベストを更新できると思えるときがあと何年あるのか分かりませんし、もうしばらくは加齢に抗って頑張ってみたいと思っております。

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